卒園式の父母代表あいさつ

GONGON

2011年03月29日 07:00

下の子の保育園(幼稚園)の卒園式がありました。

「父母代表あいさつ」を任されたのですが・・
自分としては人前で話すことには結構自信があったので
正直、「なめて」ました
とはいえ、いい機会だし、せっかくのお話だから頑張ってみようかと
最初ははりきっていたのですが・・・

前日になって急に緊張してきてしまって
というのも、ただ自分の意見を述べるのと違い
「代表」となると、あたりまえですが父母全員の「代表」ですよね。
そう思うと急に変な重圧感が・・・

卒園式が始まっても、そわそわ・・
そうしているうちに私の番が回ってきて
いよいよ行くぞ!
とばかりに舞台にあがると、
思った以上に在園生がガヤガヤうるさいの何の。

するとこっちもそれに引きずられるように
話のリズムが崩れてしまい・・・
沈没です

早い話、幼児のパワーに圧倒されて戦意喪失といったところでしょうか
未熟者でさぁね。

でも、まあホントにいい経験になりました。

参考までに・・今回の私のあいさつ原稿を公開しときます。
(私もいろんな人のものを参考にさせてもらいましたので。。)

〇〇〇〇の父でございます。
本日は、このような温かい卒園式を開催していただき、心より感謝申し上げます。
卒園生の保護者を代表して、一言挨拶させていただきます。

おるか組のみなさん、ご卒園おめでとうございます。

〇〇〇〇保育園が楽しかった人!(手を挙げさせる)
〇〇〇〇保育園の先生たちが大好きな人!(  〃  )
〇〇〇〇保育園を卒園したくない人!(  〃  )

みんな、ホントに この〇〇〇〇保育園が大好きなんですね。
でも、みなさんは来週からは小学生です。かっこいい、小学生です。
「一年生になるのが楽しみな人!」(手をあげさせる)

見て下さい。本当にたくましく成長しました。

私はいつも、毎日が当たり前のように過ぎるものと思っていました。
ですが昨年、私の息子は予期せぬ事故で入院するほどの大ケガをしてしまいました。
その時はまさに、「命の縮む思い」でした。
ここにいらっしゃる、ご両親の方々にも同じようなエピソードが1つや2つおありだろうと思います。

そして、先日の大震災では、彼らと同い年くらいの多くの子供たちも犠牲になり、みな、自分の事のように胸を痛めていることでしょう。
その中で「当たり前の幸せとは、何だろう」という思いを今強く感じています。

それだけに、今日この日を、無事に迎えられたことに、私たちは感謝の言葉しかみつかりません。
「ありがたい」という気持ちでいっぱいです。
ありがとう。

さて、〇〇〇〇保育園の皆さまにも、本当にお世話になりました。
思えば、初めて保育園に連れてきて、おびえるような目で泣きじゃくるわが子を、後ろ髪をひかれる思いで預けた日のこと、昨日のことのように覚えています。

それが、毎年の運動会や発表会を重ねるごとに「成長」を実感できたこと、非常に嬉しく思ったものです。
とくに、「敬老会」での三味線披露は、本当に驚きでした。自分ができないだけに、その凄さがよけいに大きく感じたのかもしれませんが、まさに感動的とはこのことでしょうか。先生方の熱心なご指導には、ただただ、頭が下がるばかりです。

また、年長組になって、小さな子たちのお世話をするという経験もさせてくれました。こういったことは家庭ではなかなか難しい面もあります。とても貴重なだけでなく、彼らの心には私たちが想像する以上の影響を与えてくれたのではないかと思います。

数え上げたらきりがありません。われわれ親の目からみても、楽しくて、温かい保育園でした。

そんな彼らにとって、今日は人生初めての「巣立ち」です。これまでお世話をしてくださった先生方には感謝の言葉しかありませんが、これからもこの町のどこかで会うこともあるだろうし、風の便りを耳にすることもあるかもしれません。今後とも、これまで同様に見守ってやってください。

理事長先生、園長先生をはじめ諸先生方、関係者の方全ての皆さまに、この場を借りて保護者を代表いたしまして重ねてお礼申し上げます。「ありがとうございました」。

誠に簡単ではございますが、さざなみ保育園のさらなる発展と、卒園生、在園生の益々のご成長を祈念いたしまして、私のあいさつに代えさせて頂きます。

     平成〇〇年〇月〇日  父母代表 〇〇〇〇






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