「負けない」女子バレー

GONGON

2010年11月17日 09:00

いやあ、女子バレー

凄かったですね~

何にしても、32年ぶりのメダル獲得は快挙です。

バレーは夫婦そろって大好きなのでテレビに食い入るように

見てましたあ!!



最近の視聴率にしては驚異の35%越えをたたき出すほどの熱狂ぶり!


感動しましたね~

今回の女子バレーの活躍を見ていて感じたのですが、

彼女たちの試合は「勝とう」という戦い方ではなく

「負けない」戦い方を選び、これが成功したのだと思います。

この言葉、似ているようで、実は全然違います。

 まず「負けない」ためには自分たちの強み、弱みを徹底的に研究し尽くす

必要があります。そして最も「負けにくい」つまり「相手が攻めにくい」

体制をつくるのです。防御を固めると言ったほうが早いですね。

これは、「孫子の兵法」の基本です。

「負けない」体制をとって後に僅かなスキをつき一気に敵を崩壊させるのです。

「弱者」の戦術ともいわれます。

日本はアメリカやロシア、ブラジルといった強豪国の攻撃力(パワー)に

スピードで対抗する、といった攻撃を軸に置くのではなく、

基本「守り」の戦術を徹底したんでしょう。

ロシアにはちょっと機能しませんでしたが、ブラジルもあと一歩のところまで

追い詰めましたよね。

今回の日本代表はこれまでにないくらい小柄な選手で極端ともいえる「守備固め」を

していましたし、

ミスが少なく不規則な変化をするサーブで敵を翻弄し、一気に得点を重ねる場面が

幾度とありました。

また選手起用にしても荒木や栗原といった攻撃的選手は極力使わなかったことも

その表れではないでしょうか。(栗原は故障もありましたが・・・)

そもそも、今回大活躍の木村選手にしても攻撃的な選手にはどうしても見えません。

随所に「相手のミスを誘う巧さ」が光りました。(レシーブはもっと練習しなきゃあね・・・)

サッカーでいうところの「FW」ではなくて「攻撃的MF」くらいな感じかな。

にわかバレー評論家はこのへんにして・・・

とりあえず、「負けない」ためには「自分の強み」を追及してまず「防御を固める」
ですね! 

今回の女子バレーは、そうした意味で勉強になりました~





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